「想いあふれて」@札幌

ここが終わりじゃなくて、ここからスタートですよね。


中野が終わってからの1週間は気持ちがえらい高まってました。
ツアーが始まるときにはまだ感じてなかった、「このツアーで終わり」っていうのがはっきりと目の前に見えてきたなんだと思います。あと2公演。


亜弥ちゃんがそうやって大きな決意をしてるのに対して失礼なことはできないって思って、アワアワしてたんでしょうか。
もしくは感傷に浸りながら気持ちを札幌に向けて調整していた、っていうことなのか。


で、いざ始まってみると、ヲタがあまりにも感極まりすぎってことでしたw
鬼気迫る会場前と客席の雰囲気に対して、ステージ上のちゃらんぽらんさ(←褒め言葉)が対照的。



思えば、感極まって歌えなかった八王子の昼から始まりました。
そこからは逆にだんだんしっかりと歌えるようになってきたと聞きます。
初日から一ヶ月経った中野では、歌に込める気持ちはそのままでしっかりと歌っていました。むしろ気持ちを込めすぎてたぐらい。


たぶん普通にやってたら感動のラストだったはずです。
亜弥ちゃんは泣いて歌えず、ヲタは立っていられず客席に蹲り、終演後も会場で泣きながら壮大なあややコールが響いてたはず。
そしてZepp前は地獄絵図のようになり、打ち上げもまことにしめやかに行われていたことでしょうw



オーラスのコンセプトはたぶん「いかにして泣かせずに、笑顔で終わらせられるか」。
それは松浦が思っていたことだろうし、何よりスタッフとバンドメンバーがそれを感じ取って仕込んでた。


アンコール明けの笑顔に涙は、もうみんな泣く準備をして白サイを振ってました。
それがバンドメンバーが出てきたあたりで、あれ?何かおかしくね?と。
完全にしてやられましたwあれには負けたww

コーラス:かじやん(←ちのちゃん)
キーボード:ふくちゃん(←いでさん)
パーカッション:ちのちゃん(←ふくちゃん)
ドラム:きくちゃん(←たかおさん)
ベース:いでさん(←かじやん)
ギター:たかおさん(←きくちゃん)

まさかの全とっかえwww
ブリッジのお遊びは予想できたけど、これは予想できなかったw


ピンクサイ&白サイはどっちもうまくいってました。
でもそれをものの見事にぶっ壊すミラクル。


これは大きすぎる松浦への愛です。断言できる。
サイ祭で亜弥ちゃんに恩返しをするっていうのも一つの愛の形だし、こうやってわろとけわろとけ!にしちゃうのも今回に限ってはアリだと考えます。
空気読んで、あえて読まなかったいい例。


練習しようと思えば完璧にもできたんじゃないかと思ってます。でもたぶんあえてやらなかった。
ちょーぐだぐだでした。あんなに泣けない笑顔に涙は初めてw
バンドメンバーにしてみたら、してやったり!だったでしょうね。





時間は戻ります。


前日にサイ企画のスタッフの方とお話をする機会があったんですよ。
最初にヲタ友と2人で飲んでたら、後から2人で来て全くの初対面だったんですが、本当にたまたま。場所は某バーだったけどw
軽く飲んで帰るつもりが、いろんな話が飛び出して飲むわ飲むわ。結局4時間ぐらいいたのかな?


一人にならず、ああやって話ができたのがよかったんだと思います。
それで気持ちが高まった反面、翌朝にはびっくりするほど落ち着いてた。(全然寝れなかったけど)



そんな偶然も重なって、準備のお手伝い(のお手伝い)をさせていただくことができまして。
前日からものすごく不安そうにされてたんですね。そりゃあそうだ。
まぁ人数は少ないより多いほうがいいでしょうし、少しでも力になれればと思って一先ず。


昼公演が終わってから外は大嵐だったんです。
確かに夜から雨っていう話は聞いてたんですが、こういう運命もあるのかなって。


傘持ってきてなかったんですが*1、まぁ終わったらどうせびしょびしょになると思ってパーカーのフードだけ被って配ってました。
むしろ今日が終わったらどうでもいいと思ってたしw


そしたら、ここでも全然知らないヲタの人が傘を貸してくれたんですね。
入場列並んでたのにずっと一緒に傘さしててくれて、結局会場直前まで声出してお手伝いいただきました。


サイも、配っててみんな受け取ってくれて。
「あー知ってますよー」とか「自前で持ってきてるんで大丈夫です」とか言ってくれる人も。
自分はスタッフじゃないし正直に言ってしまえばもう何度もやってる企画ですけど、あれは確かにすごくうれしい。
人それぞれ考えはあってサイ企画そのものを叩く人もいるけど、あれは自己満足で終結する企画じゃないわ。もし仮に自己満ではじめたとしても、最後はそこだけに留まらない気がする。



3つ目。
I knowやってたんですよ。いつもと同じように。
そしたら、久しぶりにあやナイスタイル*2で隣の人が誘ってきたんで、乗っかってみました。
その人そこまであんまり飛んだり跳ねたりしてなくて隣で自分申し訳ないなぐらいに思ってたんですが、それやったらちょー笑顔になってくれて。


あれ、なかなかできないんですよ。乗っかってくれないとさみしいから。
おまいつばっかの連番なら何の打ち合わせもなくやるんだけどねw
さそってくれた道民の名も知れぬヲタさんに感謝。名前聞くの忘れた><



なんかすごくうれしかった。
ライブ本編は泣けなかったけど、サイ配りのお手伝いとこのI knowだけでちょっと泣いた。
最近おまいつで楽しむことが多かった亜弥コンで、まだこんなに人と繋がれるんだなって思って。


そういえば最近こういう感覚なかったんですよね。かろうじてあやナイではあったけど。
サイ企画も昔ならどっかの団体が立ち上げたのを別の団体が抗うとかあったみたいですが、今回はかなり多くの団体で集まってやってたみたい。


二次会で話になったんですが、ここまできたらそんなん関係ないですよね。ONE WORLD。
今の時期の亜弥ヲタなら、リアルにNo borderも可能だと思う。
ヲタと一般すら分けなくてもいいかもしんない。




亜弥ちゃん本人が理解している数十倍もの範囲で、いろんな化学反応が起きてる。
亜弥ちゃんはもちろん好きですが、こういう出来事があるたびに亜弥ヲタが好きになります。


ツアーファイナルっていう意味だけじゃなくて、札幌に行ってよかったと思いました。


やっぱり自分は亜弥ちゃんじゃなきゃダメみたいですね。
こんな素敵なことに何度も巻き込まれるなら、喜んで。
「もうついてこないでっ!」と言われるまでは一生ついていきたいと思いますw




・・・そういえばとりあえずツアー休止でした。なんだか全然千秋楽っぽくなくてw
まぁいろいろやってるうちに2,3年とかあっという間ですって。
まったりお茶でも飲んで待ちますか。


札幌に限らず、今までお会いした全ての方々に感謝します。ありがとうございました。

*1:だって晴れるから

*2:隣の人と手を叩く