「AYA The Witch」@東京厚生

はるな愛さんのくだりの続き.


いろいろやったあとではるな愛さんは退場して,そこから本チャンのMCをやるのかと思ってたら,そのまますぐユアソンに移りました.いや,亜弥ちゃんには珍しくホントにあっさりしてた.




ぶっちゃけてしまえば,今回の誕生日はそんなに自然に涙が出るような場面がなかったです.
それはなんか多少なりとも「わざわざ誕生日にやることへの期待」があったのかもしんない.


最近は誕生日と休日が重なって誕生日ライブっていう流れで,しかも2006の春っていうのは千秋楽まで重なってました.
さらには特別な日に加えて,ここ数年のツアーって言うのはいろいろしんどかったと思うんですね.次のステップに移行するための試行錯誤みたいなものもあったと思うの.
あと,個人的な事情も重なっただろうしね.


そういう意味での今回は,はるな愛さんの流れで大笑いしたから,それで大笑いしたライブってことでうまく収まるのかなと思ってました.その段階では.
(青サイ祭りもものすごく綺麗だったんですが,それに触れられることもなかったですし.)



で,最後は笑顔に涙.
割とニコニコしながら歌ってたように見えたんですが,突然途中で泣き出して歌えなくなっちゃって.


本人も言っているとおり,あの子は本当に他人の前で泣かない子ですよね.
自分は過去に一度だけ亜弥ちゃんが涙で歌えなくなったのを見たことがあったんですが,それ以来でした.




そういうときに,自然とヲタが大合唱してたのを聞いて(もちろん俺も歌ってた)急にブワッと涙腺が緩みました.




終わった今になって振り返ってみれば,あえて青サイに触れなかったのもアンコールのMCが極端に少なかったのも,気持ち的にいっぱいいっぱいだったからなのかもしれないですね.
そういう気持ちを言葉にしたら,進行ができなくなるのが自分でわかってたのかも.


まだツアー終わってないんですけど,ライブを1ヶ月近く見てきて“お客さんとの距離”って言うのが今までより確実に縮まってると思いました.
MCのやりとりだけじゃなくて,それがもっと全編にわたって双方向に繋がってるというか.



自分でちょっと書きかけにしてた文章をコピペ.
他の人のレポをいろいろ見てきての感想を書いてたやつです.

いろんなレポ見てきてそれぞれが求めているものが違うように、創る側(亜弥ちゃんも含む)がどこに重点を置くかなんだと思います。
それによって、絶賛する人と罵倒する人と出てくるわけで。


「ライブをどう考えるか」なんだと思うんですね。
コンサートなのかレイヴなのかイベントなのかライブ盤なのかライブDVDなのか。


そうやって考えたときに、自分はイベの延長線上で考えてる気がします。
本当はスタンスとしてライブの延長線上にイベがあるんだろうけど、それが逆になってきてる気がする。

ここで書いてたように,自分が感じるにすごくイベ寄りのライブかなって思いました.
亜弥ちゃんとバンドメンバーはステージの上で,うちらはステージの下にいるんですけど,なんかあんまりそういうの関係ないなって思うことがよくあって.
例えば三田爆みたいなもんです.ステージ上か下か,いる場所がちがうだけで,みんなで作ってみんなで楽しんで.


そこで出てくるのもやっぱり,人と人とのつながりなんですよね.今の亜弥ちゃん風に言えば「きずな」.
お互いにものすごくいい思い出をいっぱい貰っていて,お互いが返さなきゃ返さなきゃって思うからそういう場が出来上がっていくんだと思います.


そうやってみんなで歌ってた曲が「笑顔に涙」と.うまくオチました.




行ってみていいライブだったかと聞かれれば,トータルだといつもと同じぐらいだったかもしれないけど,行かなかったら後悔してたかなって思います.
亜弥ちゃん自身は別に特別なことやろうとはしてなかったと思うんだけど,少しだけイレギュラーな出来事があったぐらい.
なんだかんだで「無理してでも行ってよかった」人が多いんじゃないかな?



まぁ,姫路は特にサプライズもないでしょう.たぶん.
もう千秋楽ってだけで十分です.


来週末,ラストです.盛り上がっていきましょ.^^