ダブル レインボウ
もんのすごい贅沢な1枚ですね。
これを聞いてしまうと、Naked Songsはジャブだったんだなってのがわかります。
10時開店で速攻フラゲ。もう本当に楽しみで楽しみで。
それだけ楽しみにしていた甲斐はありました。
- 1:今はレットイットビー
いずれわかることならば 時に委ねましょう
自分でどうこう考えたところで、運命には逆らえない。
考えすぎるぐらいなら流れに身を任せたほうが楽ですよ、ってこと。
おそらくこのアルバムのテーマが「Let it be」なんですよね。「あるがままに」。
全ての曲において歌詞がそういう内容になっています。
アルバムタイトルにはできませんが、そういう意思表明なんじゃないかな。
- 2:HAPPY TO GO!
遠回りしたっていいじゃない 未来は逃げないよ
汗も涙も味方にして 虹のふもとへ
ヘイの動画もアバウトに1回しか見てなかったんで、ちゃんとフルで聞いたのは初めて。
こういう曲が大好き!!
元気が出る人生の応援歌。ずっと待ってた。
前にはろみくで書いたように、ハッピー☆彡がすごく好きなのも同じ理由。
俺自身の応援歌としていただきますー♪
コモリタサウンドです。らしさ全開。
それと相俟って亜弥ちゃんの歌い方ものびのびしてます。
Bメロの流れるような歌い方からサビ頭の力をこめた“Lucky”も心地よい。
グリグリランランの謎も解けましたな。
- 3:ソウルメイト
一緒に泣いてるだけが友達じゃない
そうよ私たちはソウルメイト
ソウルメイト、単語の感じからもわかるとおり気が合う友人のことだそうです。
友情〜上カルビ〜の大人バージョンでしょうか。
あの人のことを考えてみると、亜弥ちゃん本人のそんな光景も容易に想像できる気がします。
「本当の事言うと私にはどうでもいい、そういうものよ」。言いそうだw
朝急いでたんで曲順とかわからずずっと聞いてたんですが(曲目だけは知ってた)、1コーラス聴いてなるほどなるほどと納得。
- 4:ダブル レインボウ
私は心に ふるえてるだけで まだ鳴らない音がある
アルバムのタイトルにもなっているこの曲。
他の曲とは明らかに声が違います。松浦亜弥、本気です。
「たった10年そこそこの人生」と歌っていたあの時から5年半が経ちました。
20代になって、私のすごい方法に続くのはこの曲じゃないかなって思います。
このツアー、生かすも殺すもこの曲の歌い方次第です。
セットリストで入れてくるタイミング、伴奏、本人の歌い方。
いろんなものが相乗したときに、オーダーの違うものが聞けそう。楽しみです。
- 5:blue bird
あなたはblue bird
帰る場所はわたしよ 忘れないで
アルバムとして順番に聞いていったときになんだかありきたりかなって思ってたんですが、茶目っ気満載。
ダブルレインボウがど真ん中のストレートなら、blue birdは高速スライダーやSFFみたいなもんかな。
随所でいろんな歌い方してますよー。
流れるように歌ったり、トントンと弾むように歌ったり、パァッと透き通るようなはじけ方をしたり。
歌詞の内容にものすごくリアリティがあります。
ちょっと悲しいことだけど、笑って見送る彼女ですか。
歌の中にも出てきますが、子供を見送る母親ですね。
ちなみにblue birdは幸福のシンボルらしいです。
今度会うときにはいっぱいいっぱい幸せを持ってきてくれるのかな、そんな思いも含んでいるのでしょうか。
- 6:風に任せて
一歩進んだら意外に進んだ
全てが後ろに軽々と飛び去った
90年代のにおいがします。
これも人生の応援歌ですね。
踏み出すのって難しいけど、その一歩って意外と大きいんだよ。
そして、きれいな秋の景色を感じます。
ギター、キーボードと来てるんで、べっちょないバンド復活か!?
- 7:砂を噛むように...NAMIDA
戻らなくちゃ 私は今を歩いてるの
あなたのこと胸に抱き 笑いながら
「最近の亜弥の曲を聴いていて“だんだん良く感じるようになってきた”のは、ただの慣れだ」って日記をどこかで読んだんですが、これ聞いてるとそれは違うと思いますわ。
ものすごく上品で大人っぽくて、聞けば聞くほど良くなっていった。
(それをその人に言ったところでその考え方は変わらんでしょうが。
それは人それぞれですから、強制するつもりもありません。)
blue birdのように離れることを気丈に振舞う人もいれば、この曲のように昔のことを思い出しながらも前を向いて歩いていく人もいます。
曲ごとに単なる恋愛or失恋の感情と括らず、いろんな表情が見れるのもこのアルバムのいいとこだと思う。
- 8:灯台
もしいつか 困った顔のあなたがいたなら 背中を押せるよ
いつだって飛んでゆくから わたしはずっと友達
アルバムの曲リストだけ見たときにちょっと気になってた曲。
実際に聞いてみて、その期待にちゃんと応えるものでした。HAPPY TO GO!と双璧を成す。
泣きそうになります。ストーリーが悲しすぎる。
上に書いた最後の一節が特に好きです。
こんな人にここまで思われる彼氏は幸せ者ですね。
タイトルの「灯台」には深い意味があると思うんだけど、今はわかんない。。。
もう少し考えてみます。
ライブでは泣いちゃうと思う。つか絶対泣くわ。
- 9:引っ越せない気持ち
忘れはしないから お願いもう少し
静かにしていてね 胸の思い出たち
他の曲はある程度ライブでの様子が想像できるんだけど、これだけはちょっとわからないんです。
違う意味では、亜弥ちゃんらしくない曲でもあります。(俺の思い込みかもしれんけど)
ごめん、本当にわからないんだわ。
出たとこ勝負かなぁ。行って見てみてどうなるか。
- 10:女Day by Day
強くなれMe ありのままYou
キラキラの人生 もうすぐ終わりそう
気分屋なんて言われても 負けるなB型
これ、おそらくライブ1曲目ですわ。予想しとく。
何かのCMソングでありそうだ。アロエヨーグルトとか。(←勝手なイメージ)
ソウルメイトでもありましたが、B型ってキーワードがここでも出てきております。
要は、全ての曲において亜弥ちゃんが主人公となってるってことでしょうか。
女優じゃなくても、いろんな人の人生を演じることができるんですね。
- 12:笑顔
ひたむきな夢も 不器用さも
まるごと自分自身を受け止めればいい
あんまり評判がよくないこの曲ですが、好きですよ。
ただ何度も言っているとおり、歌詞の内容が重すぎるだけ。
でも、このCD音源よりも昨日聞いた歌ドキッの笑顔のほうがよかったです。
CD音源、どうも本気で歌ってるように聞こえないんです。(もし本気だったとしたらものすご失礼ですが)
それはここまで11曲聴いてきた流れもあるのかもしれない。
それに比べて昨日はよかったですよ。高音もファルセット使わずちゃんと出てましたし。
亜弥ちゃんは普通に歌っても高音のノビが本当によいです。
あれがいつ撮ったものなのかはわかりませんが、ツアーへの期待が増しました。
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今の等身大の松浦亜弥が出ていると思います。非常によいアルバムです。
Naked Songsはここへのステップだったんだなって思った。
そうなったときに、ツアーのセットリストを作るときにこのアルバムの12曲に加えて何を入れてくるかがすごく重要になります。
ヲタの(ほぼ)総意として、dearest.は入るでしょう。ていうか入れてください。
それ以外で何を加えてくるのか。
個人的には、HAPPY TO GO!の流れでI knowはアリだと思います。
それ以外でもう1,2曲キラーチューンがありそうですね。
そのチョイスってものすごく難しいと思います。俺もなかなか思いつかない。
もしかしたら、王道のめちゃホリや桃色が意外とはまったりするのかも知れないし。
全ツッパならそれはそれでいいと思う。
だとしたらそれはそれで、流れを崩さないようなものを何を選んでくるんだろう。
ダイアリー、元彼、アレンジ加えて草原の人とか。100KISSもいいかも。
あーもう!こうやってライブ前1週間でセットリスト予想するのが楽しいんだ!!ほんと!!!!
楽しみで楽しみでしかたありません。